製造工程
製品が造られていく様子をご紹介いたします。
01
設計
最先端の数値計算技術を駆使し、金属の材料の流れ・工具への負荷状態・熱処理による変形・切削時の切りくず予測など、あらゆる加工現象をコンピューター上でシミュレートすることのできるCAEソフトウェアです。DEFORMを使いバーチャル鍛造を行うことで新工法の開発、金型作成ロスの大幅な削減を実現しています。
02
金型
設計されたデータを元にNC旋盤にて金型を作成します。24時間稼働の工場内にNC旋盤を設備し、急なオーダーや金型変更への対応ができる体制を整えています。
03
鍛造
熱間鍛造では、素材の変形抵抗を減少させるために再結晶温度の900℃以上に加熱し、金型を用いて素材に圧力をかけて成形加工します。 縦型熱間鍛造機では複雑な異形状の製品を製造でき、横型熱間鍛造機では高速回転で製品を大量生産することが可能です。
冷間鍛造は常温で成形加工されます。その為、熱間鍛造製品に比べて、精度の高い製品を製造することができます。当社では熱間鍛造で成形された製品を、さらに冷間鍛造で二次加工する複合加工を採用し、より精度の高い製品を製造しております。
04
二次加工
鍛造品などの球状化焼鈍を行う連続炉で、製品の装入から抽出まで自動サイクルにて連続運転します。炉内雰囲気をO2センサーによるO2mv値により制御し、鋼の硬さを一様に低下させ、炭化物を球状化することによって、冷間加工や切削加工などの二次加工を容易にします。
Φ1.2のスチール球を投射し、鍛造品のバリ、スケールを除去します。
冷間ローリング工程では、熱間鍛造品に圧力を加え、押し広げるように成形加工するため、より精度の高い製品を生み出すことができます。また、材料の歩留まり向上効果も大きく、当社の高い技術力が生かされています。
05
検査
形状測定器や硬度計など様々な検査機器にて製品を精査し、製品が要望通りに製造されているかをチェックします。熱処理後のロックウェル硬度などの中間検査から、形状測定器、画像測定機等を用いた出荷前検査まで、熟練工による厳しいチェックを通過した製品だけが出荷されます。
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